たばこの健康被害
喫煙は百害あって一利なしです。
喫煙者(男性)ががんで亡くなる危険性は、咽頭がんで5.5倍、肺がんで4.8倍
脳卒中と心筋梗塞の大きな原因も喫煙です。
たばこを吸う人(喫煙者)の死亡率は吸わない人(非喫煙者)より非常に高いのです。
リスクは肺がんだけでなくほとんどのがんに関係します。
国内外の長年の研究によって、肺がんに限らず、喫煙はほとんどの部位のがんの原因になると言われています。がんの他にも、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、さらに生活習慣病の糖尿病、妊娠周産期の異常(早産、低出生性体重児、死産、乳児死亡など)、歯周病など、さまざまな病気の原因にもなります。
すこしでもはやく禁煙すれば、寿命を取り戻せます。
35~40歳で禁煙すれば喫煙前の寿命を取り戻すことができます。
また、50歳で禁煙しても6年、60歳なら3年寿命を延ばすことができると言われています。
いくつになっても、禁煙が遅すぎることはありません。
先送りせず、禁煙にチャレンジしてみましょう。