質の良い睡眠を得るための寝室

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私たち人間は、一生の1/4以上を寝て過ごすといわれています。

そうなると、これだけ多くの時間を過ごす寝室が重要になってくるのは必然的です。

寝室は休息をとる場所であり、家族のコミュニケーションの場所であり、家の中でも重要な場所となります。

 

では、より良い睡眠をもたらす寝室とはどのような寝室なのでしょうか?

 

落ち着いて眠るためには、広い部屋の必要はない。寝具以外に何もなく、睡眠に集中できる環境の方が自然な眠りにつくことが出来るといわれています。

パソコンなどのブルーライトは、体内リズムを乱すと言われているため、布団やベッド内には持ち込まない方が良い。

また、照明については、暗ければ暗いほどメラトニンの分泌量が増えるので、寝室はあまり明るくしない方が良いとされている。メラトニンは質の良い睡眠のために重要で、時差ボケや睡眠障害の治療にも利用されています。

だからと言って、暗く小さな窓しかない部屋が良いわけでもありません。

朝日を浴びると夜のメラトニン分泌量が増えるので、朝の光をたくさん採り入れられる部屋の方が、

良い睡眠をもたらしてくれるのです。

 

最近の研究では、夫婦にも程よい距離感があった方が、家庭円満につながると考えられていて、良い睡眠のために「セパレート寝室」も推奨されている。

いびきに安眠妨害されたり、就寝時間の違いでもめたりするなど、別室で就寝する夫婦も増えているようです。

とはいえ、部屋数の問題で同じ部屋で寝なければならないときに、「セパレート寝室」を選んでみてはいかがでしょう。

ベッドを離して置き、間の一部を家具やパーテーションなどで仕切る。こうすれば隣の明かりや気配はあまり気にならないし、声をかければすぐにコミュニケーションがとれるます。

 

生活の上でなくてはならない睡眠。

より質の良い睡眠を得るための寝室を工夫してみてはいかがでしょうか…

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