高台の土地のメリット・デメリット【デメリット編】

前回、高台の土地のメリットを紹介しましたが、デメリットを紹介します。
●移動が比較的大変
高台にあるため、比較的移動が大変だと言えるでしょう。車で毎日のように坂を下りて上ってを繰り返していると、燃費も悪くなることが想像できます。徒歩で移動する場合も、坂道の移動で足腰に対する負担も大きくなってしまう可能性があります。
老後、もしくは身体に何らかのトラブルが起きた時の移動が心配になりそうです。
移動が面倒になり、家から出ることも少なくなる可能性がありそうです。
●台風や大雨などの災害が怖い
災害に強い家も多い高台の住宅ですが、実は台風や大雨に弱かったりする土地でもあります。
木々が少ない山の高台は、根が張っていないことも多く、地盤が緩んでいることも多いです。高台の住宅によっては、地盤を切り取って建てる家もあれば、土を割り増ししている場合がありますが、それぞれ大地にとってそれは良くないことです。
そういった高台は大雨や台風の時は地盤が緩んでしまって、倒壊する恐れもあります。もちろん、地域によって違ってくるので一概に全て危険だとは言えないものの、注意しておくことが必要でしょう。その他、地震や地滑りの被害に遭わないとも言えません。
●高台は水回りで困ることもある
高台の水道というのは、実は水道の圧力が低いところがあるというデメリットがあります。お風呂やトイレ、キッチンなどで水を使ってもなかなか水の勢いがないことがあり、毎日の生活が不便になるだけではなく、水回りでトラブルになった時に対処に困ることも多いのです。高台は平地に比べて水道も高台専用に作っていかなくてはならないため、自治体としても色々と考えているのは事実ですが、時には水圧が十分ではないことも多いのです。 毎日水道は使うはずなので、高台の家用に土地選びをするには、水圧がどうなっているのかもしっかり確認しておくことが必要でしょう。
●子供たちにとって危険が大きい
平地の場合は坂道で転んで怪我をするということは少ないですが、高台は不安定な坂道も多いため、子供達が遊んでいると怪我をしてしまう可能性も高くなります。また、ボール遊びなどで坂道にボールが転がっていってしまい、それを追いかけて行き車や自転車と事故になるケースもあります。さらに、ドライバーから見た目線だと、坂道は障害物が見えにくいことも多く、子供達も視界に入らないことが多いです。 もちろん、親がしっかり管理してあげれば問題はないですが、どうしても外で遊ばせてあげたいという時などには、注意が必要でしょう。

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