停電時の太陽光発電

9月以降、台風や大雨の影響で大規模な停電が発生しました。
電気が当たり前のように使用できる現代では、電力会社から供給が途絶えると生活にも大きな支障が出てきます。
多くの方が、今回の大規模停電で「太陽光発電システムがあれば電気が使えるのでは?」と考えられたのではないでしょうか。
もちろん、自家発電ができる太陽光発電システムですので、停電時に非常用電源として使用することが可能です。

通常、太陽光発電は、自家消費と使い切れなかった電力を売買できる連系運転を行っています。
しかし、停電時には、発電した電気を電力会社へ送ってはならない決まりがあるため、太陽光発電は一旦発電を停止します。
停電時に太陽光発電を使用するには、「自立運転」に切り替え、自立運転用コンセントに接続して使用する必要があります。

ただ、夜になって日が沈むと発電できなくなります。
そんな時に役に立つのは、蓄電池です。
昼間に発電した電気を蓄え、夜間に電気を使用することができるのです。

千葉県に大きな被害をもたらした台風15号の災害時、この自立運転機能や蓄電池を利用された方も多いのではないでしょうか。
ただ、中には、自立運転機能があることを知らなかった、使用方法がわからなかったという方も少なからずいらっしゃったようなので、太陽光発電をお持ちの方、また、今後設置予定の方は、自立運転機能について確認をお忘れなく!

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