お部屋の湿気対策

【湿度とは】
これからの時期悩まされる湿気ですが、そもそも湿度とは何なのでしょうか。
空気の中には水蒸気が含まれており、その量を湿度と呼びます。
一般的には、空気が含むことのできる水蒸気量の上限に対し、現在はどれだけの水蒸気が含まれているかを表す『相対湿度』のことを指します。
空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができ、冬など気温が低い時は、空気が含むことのできる水蒸気の量が少ないため、乾燥しているように感じられます。

【適正湿度】
建築物環境衛生法では湿度40%~70%が適正と定めてられており、生活上での適正湿度は40%~60%と言われています。

【対策】
お部屋の湿気が多いときの対策として、以下をおすすめいたします。
★換気
室内に湿気がたまる原因の一つとして、湿気の逃げ場がないという理由があります。
窓が小さい部屋や普段閉め切っている部屋の場合、風通しの悪さから湿気を逃がすことができていない可能性が考えられます。
窓が複数あれば、ひとつの窓を入口として小さく開け、もうひとつの窓を出口として大きくあけると空気の出入りが行われ、効果が高まります。

★エアコン
『エアコン』にはドライ機能として、弱冷房除湿・再熱除湿という除湿機能も搭載されています。
これらの機能を使うことで、湿気対策をすることができます。
弱冷房除湿は室温を下げながら除湿するのに対し、再熱除湿は室温が下がらないように取り込んだ空気を暖めなおします。
そのため、再熱除湿は肌寒い時に安心して使うことができますが電気代も多くかかってしまいます。

★麻カーテン
麻を素材とした『麻カーテン』は、繊維の断面にある中空孔に水分を吸い込んだり、はき出したりすることでお部屋の湿度を調整してくれます。
速乾性・通気性にも優れることから換気もしやすく、抗菌防臭効果も備わっています。

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