加湿器肺炎をご存知ですか?
12月になり、空気が乾燥してきました。
今年は、新型コロナウイルス対策も相まって加湿器を使用されている方も多いのではないでしょうか。
風邪やウイルス対策のための加湿器が、使い方次第で逆に加湿器肺炎を起こす原因になることをご存知でしょうか。
加湿器肺炎とは、水を入れ替えなかったり、きちんと手入れしていなかったことによって、
加湿器内に発生したカビや菌を吸い込むことで起こります。
カビなどを吸い込むことで肺や気管支がアレルギー反応を起こすことが加湿器肺炎の原因です。
症状は、発熱・咳・息苦しさなど通常の肺炎と同じですが、
この加湿器肺炎は過敏性肺臓炎といってアレルギーによる肺炎のため、
通常の肺炎の治療薬である抗生物質は効果がありません。
加湿器肺炎にならないためには、毎日の加湿器のメンテナンスが必要です。
水は継ぎ足しではなく毎日交換すること、
加湿器内の掃除をすることなど…
それぞれの加湿器によってメンテナンス方法が異なると思いますので、
取扱説明書を確認し、正しいメンテナンス方法を確認してはいかがでしょうか。