洗濯槽の裏側のお掃除

汚れた洗濯物をキレイにする洗濯機は、中を覗くと一見キレイに見えますが、洗濯槽の裏側に汚れがビッシリ付いている場合があります。そこで、実は汚れやすい洗濯機を簡単にお掃除できる方法をご紹介いたします。

洗濯機で一番汚れている部分は、洗濯槽です。普段見えない場所なので、お掃除のタイミングや方法が分からない方も多いのではないでしょうか。そこで、ご家庭で簡単にできる洗濯槽のお掃除方法をご紹介いたします。

用意するもの

  1. 酵素系漂白剤(粉タイプ)または過炭酸ナトリウム
  2. 針金ハンガー
  3. ストッキング

①汚れをふやかす

汚れを浮かすために、40~50℃のお湯を洗濯機の中に注ぎます。水を満杯まで入れ、洗濯槽全体がお湯に浸かるようにします。最高水位までお湯が入ったら、5分程度回して水流で汚れを揺すります。お湯の力で汚れを柔らかくふやかして、洗剤が効きやすい状態にします。

②洗剤で汚れを浮かす

酸素系漂白剤(粉タイプ)を500~600グラム程度、お湯の中に注ぎ入れます。すると、洗剤がお湯に反応してシュワシュワと音を立てながら泡ができます。この発泡する力で、汚れを剥がしていきます。15分ほど洗濯機を回して、洗剤が隅々まで行き渡るようにします。

排水が始まる前に洗濯機を停止させ、2時間以上そのまま放置して浸け置きします。洗濯機のニオイが気になったり汚れが酷い場合は、5時間程度浸け置きしてみましょう。

③汚れをすくい取る

浸け置きが終わったら、再度10分程度、洗濯機を回します。すると、洗濯槽の裏側に付いていた汚れが水の中に浮いてきます。茶色や黒っぽいカスが、洗濯槽の裏側に付いていた汚れです。

次に針金ハンガーを引き伸ばし、古ストッキングを被せてハンガーネットを作ります。このハンガーネットを使って、浮いてきた汚れをすくい取ります。

④汚れが出なくなるまですすぐ

汚れをすくい取ったら、脱水します。新しい水に入れ替えて再度洗濯機を回し、まだ汚れが出てくる場合は、ハンガーネットですくい取ります。これを繰り返して汚れが出なくなったら完了です。

汚れが酷い場合は、専門業者によるクリーニングで汚れをリセットしてから、日々の汚れ防止のメンテンナンスとしてこの方法を行うと効果的です。

 

こまめにお掃除をしていても、洗濯槽の裏側まではなかなかキレイになりません。洗濯物に茶色や黒いカスが付いている場合は、洗濯槽の裏側にカビや石鹸カスなどの汚れが潜んでいます。プロに依頼すれば、専門器材を使った分解洗浄で徹底的に丸洗いしてくれます。清潔な洗濯機で衣服を洗濯して、快適な生活を送りましょう。

 

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