トイレ掃除のコツ

毎日使うトイレ。こまめに掃除しないと、いつの間にか汚れがこびりつき…なんてことになってしまいがちではありませんか。
なかなか手を出したくないトイレ掃除ですが、後回しにせずに少しずつでもきれいにする意識を持つべきです。なぜならトイレの汚れや臭いは放置すればするほど掃除が大変になってしまうからです。

トイレ汚れの「黄ばみ」とは、尿石が原因です。尿石とは、尿が空気中の水分と結合して石のように固まったものです。きちんとトイレを流していても、便器の縁裏や床、壁などに飛び散った尿が尿石として残ってしまうのです。

さらに、トイレの汚れで気になる「黒ずみ」は、「黄ばみ」にカビが入り込んだものです。埃やカビなどの微生物も「黒ずみ」の原因になるので、便器の上部、水が流れる部分に「黒ずみ」ができることもあります。とても落ちにくく厄介な汚れです。

また、服などから落ちた埃や髪の毛なども汚れとしてトイレに蓄積されていきます。汚れを放置しておくと臭いの原因にもなるので、面倒でも頻繁に掃除をしましょう。

 

手順1・便器の掃除
トイレ本体の掃除から行います。まずは「トイレ用お掃除シート」を使って便座→便器の中→便器の外と、本体の掃除を上から下へ向かって進んでいくのがこつです。
便器の中は「トイレブラシ」を使って磨きましょう。縁裏は特に汚れがたまりやすいポイントですから、しっかりと掃除します。

手順2・壁の掃除
トイレ掃除で見落としがちなのが「壁」です。トイレは空間が狭く、特に男性の場合は尿が壁まで飛び散っているケースが多いため、忘れずに掃除をしましょう。特に便器の高さの壁は念入りに拭き掃除をします。

手順3・床の掃除
トイレでもっとも汚れていると言えるかもしれないのが「床」です。つい見落としがちですが、尿や衣服から出たゴミ、トイレットペーパーの破片などさまざまなものが混ざって雑菌が繁殖している可能性があります。除菌シートを使ってしっかりと拭き取りましょう。便器と床の間はとくに汚れがたまりやすいので念入りに掃除をします。

手順4・黄ばみや黒ずみを撃退
気になる黄ばみの原因となる尿石や黒ずみを取りましょう。尿石を取るためには「酸性洗剤」を使います。酸の強力な洗浄力と除菌効果で尿石がきれいになります。黒ずみにはカビが含まれますが、尿石に付いているので、酸性洗剤で尿石を取ってしまいましょう。

 

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