住宅を住宅メーカーに依頼する場合、どの住宅メーカーに依頼をするのかが非常に重要になります。
ここでは、住宅メーカーをどのようにして選び、また自分の希望にぴったり合う住宅メーカーをどのようにして選ぶべきかをご説明していきます。
住宅メーカーはそれぞれ、自社の住宅展示場を設けており、自社の製品(住宅のサンプル)を提示しています。
住宅メーカー選びの第1はその住宅展示場に足を運びましょう。
ここでは、住宅展示場で、どういった所を中心に見るとよいのかを説明します。
住宅展示場で展示してあるのが、そのハウジングメーカーでもっとも売りたい&得意な工法の家になります。
住宅の工法は、一般的なものとして、木造軸組工法、ツーバイフォー工法、プレハブ住宅に分かれます。
(これらの工法の詳細は、さまざまな工法よりご覧いただけます。)
メーカーによって極端な差はありませんが、やはり日本で棲む限りではこの地震時の性能には着目したいところです。
最近では、性能明示するように法律で決定されています。耐震なのか、免震(最近では、制震もある)なのかはっきりとしたコンセプトを持っているか把握しましょう。
ハウジングメーカーの住宅展示場では、メーカーさんによっては大半がオプションというところも少なくありません。
内装の豪華さに目を奪われないように、まずは、何が標準で何がオプションなのかを明確にセールスマンに確認しましょう。
後からオプションと分かり、どんどん設計金額が多くなるのこともあります。
最近の住宅は、高気密断熱が当たり前です。そして24時間換気が義務になっています。ですから、無理に高気密断熱にする必要はありません。どこのハウジングメーカーでも断熱材は施工しています。
ただ、その断熱材のグレードによって、断熱効果も違ってきますし、どこまで入れるかによる入れ方によっても効果が違ってきます。
ただし、目に見えないところなので、そこのセールスマンに聞くようにしましょう。
また、この断熱材の入れ方などは、実際の建設途中のもののほうが分かりやすく、住宅展示で建設途中の物件を見せてくれるように依頼したり、構造見学会などへの参加も重要です。
100聞は1見にしかず、しっかり自分の目でみることも大切です。
住宅展示場でテーマを持っていくとこんな見方にも応用が出来ます。
例えば、
キッチンの系統には様々なものがあります。対面・L型、壁型というように沢山あります。
住宅展示場のモデルハウスを数件はしごすると、キッチンの実物が実際にみれるので、どのキッチンが理想のキッチンなのか?どのキッチンが貴方に使いやすいかなどをモデルハウスのキッチンに立って見ましょう。
モデルハウスでは様々な種類のドアやサッシがあります。
住宅展示場では、いろいろなメーカーが参入し、モデルハウスを立てていますので、いろいろなデザインの窓やドアを見る事が出来ます。
このように、ハウスメーカーを見に行くと共に、パーツを見に行けるというもの、住宅展示場ならではです。