香害ってなに?

illustrain02-sentaku09

 

他人の香水や柔軟剤のにおいで頭痛やめまいといった症状がでてくるひとが近年増えているそうです。

その名も「香害」。最近耳にすることが多くなってきたワードのうちの一つです。

 

香水や制汗剤、柔軟剤やシャンプーなど人工的な香りが人によっては「化学物質過敏症」を引き起こし、頭痛、めまい、吐き気などを与えます。

なかでも香り付き柔軟剤での「香害」は社会問題化されつつあります。

 

一方、香り付きの柔軟剤はトレンドとして市場を賑わし、香り付きのものを日常的に利用する方がほとんどという現状です。

 

さらに、香り付き柔軟剤を過剰使用する消費者も少なくなく、同じ香りをかぎ続けて、嗅覚が麻痺していることが考えられます。使いすぎは香りで周囲に迷惑をかけるほか、衣類の吸水性も下がるので、気を付けたいところですよね。

 

集合住宅では隣家の洗濯物の柔軟剤のにおいが「香害」として問題視されているケースがあります。

今症状が出ていない方でも、香料の化学物質は体内に蓄積されますので、将来突然発症する危険性があります。

このページの上部へ