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シリーズ「宇野敦の夢のマイホームよもやま話」地層の電子活性化で幸せを招く地盤に改良、「イヤシロチ」の秘密 その3

「イヤシロチ(癒し路地)」「ケガレチ(気枯れ地)」について、前2回では、その概略について伝えさせて頂きました。

 

そして、「イヤシロチ」「ケガレチ」についての研究に、楢崎皐月博士という方が初めて取り組まれた、という話しまでお伝えしました。

 

今回は、夢のマイホームを実現するに当たって、是非とも知っておいて頂きたい、楢崎博士の研究についての具体的な話しをお伝えします。

 

 

・楢崎皐月博士による「イヤシロチ」「ケガレチ」の全国実態調査

 

楢崎皐月博士は、天候や材料などが同じ条件で精錬を行っても、土地の性質の違いで、出来上がってくる鉄製品に善し悪しが出ることに気づかれたことから、日本全国1万2千ヶ所を超える土地についての調査を開始し、「イヤシロチ」「ケガレチ」としての分類を行われました。

 

その結果、前回で一部概略として触れましたが、次のような土地の実態が見えてきました。

 

イヤシロチに建つ住居24カ所の調査では、健康的な家族が多く病人が少ない。

ケガレチの住居に建つ住居36カ所の調査では、病人が多く出る家族が多かった。

 

イヤシロチに設けられた養鶏所の鶏は産卵数が多く、病気も少ない。

ケガレチの養鶏所は、卵を産む数が少なく、病気が多い。

 

イヤシロチを敷地とする、牛舎・豚舎は飼料の腐敗が少なく、家畜の健康状況も良好。

牛の乳量は多く、豚は肥育が順調という傾向がある。

ケガレチの牛舎・豚舎では、牛の乳量が少なく、豚は肥育も不良で病気が多い。

 

神社の境内、18カ所を調査したところ、すべて「イヤシロチ」との結果だった。

 

「ケガレチ」に建てられた新設学校9カ所、工場18カ所についての調査では、いずれも建物の損傷が急速に進 み、工場は営業不振の傾向が強かった。

 

「ケガレチ」に建設された道路15カ所の継続観察では、劣化が早いことが確認された。

 

道路や踏切などの交通事故多発地帯は、ほとんど「ケガレチ」になっているという結果だった。

それらの土地24カ所の継続調査の結果、3ヶ月で総計72件の事故発生が確認された。

 

その他、ケガレチに作られた工場では不良品が多く出て、従業員の病欠が他よりも多い。染色工場では、染色の色が冴えない、染めむらが多いなどの傾向があった。染色工場15カ所のほか、織物、煉瓦、陶磁器、食品などの工場でも同様の傾向が見られた。

 

など、引用が長くなりましたが、こうしたサンプルが集められました。

 

これら、調査によって確かめられた実態から「イヤシロチ」は、動植物生育の優勢地であり、物質には耐久性を与え、人にとっては身体に健全をもたらす健康な土地として楢崎博士は定義されました。

 

一方で、「ケガレチ」は、植物生育という点では劣性地帯であり、人にとっては不健康をもたらし、物質という面から見ると、劣化が早く、損傷が著しい土地として定義されました。

 

全国的な分布率としては「ケガレチ」約30%。「イヤシロチ」約15%。いずれでもない、植物生育の状況から見ると標準生育地帯と言える、普通の土地が約55%。という結果になりました。

 

それでは、こうした、土地としての性質の違いをもたらす、根本的な環境条件と言いますか、科学的条件の違いは、一体どこにあるのか、ということについて、次回にはお話させて頂きます。

 

「ケガレチ」、「イヤシロチ」の条件の違いを知ることは、より安心・安定したマイホームの建設を実現するための土地探しに役立ちます。仮に検討中の土地が「ケガレチ」であったとしても、「土壌改良」「地盤改良」を行うことで「イヤシロチ」へと変えてしまうことも考えられるのです。

 

(つづく 敦)

 

シリーズ「宇野敦の夢のマイホームよもやま話」

地層の電子活性化で幸せを招く地盤に改良、「イヤシロチ」の秘密

 

その1 良好な状態を招く土地と災厄を招く土地

 

その2 同じ条件でも豊作・不作が起こる.楢崎皐月博士の研究

 

最終回「イヤシロチ」、「ケガレチ」ができる環境的・科学的要因

    土地の「イヤシロチ」化/「イヤシロチ」に家を建てて暮らす

 

 

 

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